行政書士が自動車登録のOSSをするメリットについて 車庫編
「そもそも自動車登録のOSS(ワンストップサービス)申請をするメリットって何?」
これは、OSSでお問合せをいただく際、よくある質問の1つです。
結論から述べさせていただくとメリットは沢山あります。
本日は自動車登録をしている行政書士がOSSをするメリットについて
車庫(保管場所)の観点からメリットをご紹介します。
目次
【警察署に行かなくても車庫申請~標章受領が可能になった】
車庫のOSSは下記の通り申請に必要な書類はデータで送付する為、警察署に行く必要がありません。
そして2022年1月よりOSS申請に限り、警察署による保管場所標章の郵送交付が開始されました。
それにより、車庫のOSSでは書類の提出や標章の受取で警察署に行く必要はありません。
※車庫のみのOSS申請は不可。登録と一緒の申請が必須です。(2022年9月現在)
※保管場所標章の郵送交付の方法については各県警のホームページをご参照ください。
【警察署に行かなくて良いメリットは何?】
ここからは自動車登録におけるOSSで警察署に行かない事のメリットについて紹介します。
・OSS車庫メリット1 お金と時間の節約ができます
紙で車庫の申請をする為には警察署への出頭が必要です。
移動をする為には、出頭者の移動時間と、移動をする為の乗り物の費用がかかります。
最寄の警察署で、他の用事のついでや、沢山の申請があれば気になりません。
例えば、毎日車で1時間かかる警察署で、他の用事もなく1件の申請があったら場合はどうでしょうか?
例:営業日20日×時給1,000×往復2+ガソリン10ℓ×150円=7万円×12カ月=84万
結論として、OSSでは出頭が不要の為、移動に係る時間と経費が節約できます。
・OSS車庫メリット2 遠方の車庫申請も自社で請け負う事が可能
遠方の車庫申請をお断り・他の行政書士に依頼をしていませんか?
OSSは1度も警察署に出頭しないで車庫の申請から標章の受取ができます。
結論として、このような案件は今後、自社で請け負う事が可能です。
但し、現地調査が必要な場合はその限りではありません。
つまり、申請書類が整う申請と現地調査の場合を切り分けて運用が必要です。
遠隔地の車庫申請を新たな収入源にできるのはメリットかと思います。
【行政書士が自動車登録のOSSをするメリット まとめ】
自動車登録を主業務とする行政書士がOSSをするメリットについてご紹介しました。
結論として、車庫だけからメリットを探してもこれだけメリットがあります。
他にも、税・手数料の支払いや、書類持込み等もメリットは沢山あります。
当社では行政書士がOSS(ワンストップサービス)を申請することを支援しています。
システム導入する・しないは別として、OSSの質問があれば分かる限りお答えします。
ご相談がありましたら「お問合せフォーム」よりお気軽にご相談ください