自動車OSSの支払いにお勧めの金融機関について
前回の支払い関連の記事に続いて、今回はお勧めの金融機関を紹介します。
これから自動車登録のOSS申請を始める方の参考にしていただければ幸いです。
なお前回の記事は『行政書士が自動車OSSをするメリット 支払い編』です。
目次
【自動車OSSの支払いについてのおさらい】
前回の記事でも紹介した通り、自動車登録の手数料や税金の支払いは以下の通りです。
OSS申請ではナンバーを除く支払いを、電子的に行います。
・自動車OSSの電子的な支払い=まとめ払いとダイレクト納付
自動車登録のOSS申請における支払い方法は以下2通りあります。
- まとめ払い…国庫金・地方公金問わず全ての支払いが可能
- ダイレクト納付…国庫金のみ納付手続きが可能
当社でご案内をする際は、行政書士が電子的に支払う為にまとめ払い用の口座開設をする。
そして、重量税が高額で行政書士側の立替が厳しい場合は、依頼先の口座よりダイレクト納付をお勧めします。
※まとめ納付は納付番号を取得してインターネットやATMからペイジーを利用して支払いをします。
※ダイレクト納付は指定整備工場や自動車販売店の口座より支払う事が可能です。
【行政書士がまとめ払いをする為の口座を開設する為には】
電子納付が可能な金融機関でインターネットバンキングを開設しましょう。
対象手続きごとの支払いと国庫金・地方公金の詳細は下記サイトをご参照ください。
・自動車OSSの納付が可能な金融機関の探し方
普通車と軽自動車の各OSSポータルサイトより確認をしてください。
確認先のページに、以下のご案内がありますので確認をしてください。
・行政書士が自動車OSSの支払い用の金融機関を選ぶコツ
自分の地域に限らず、近隣の県や、頻繁に登録を依頼する県に対応した金融機関を選ぶことです。
なぜなら、地方公金において自分の県では支払えるが、他県では支払えない場合があるからです。
その為、地方の銀行や信用金庫の場合その可能性が高くなります。
したがって、全国に向けてOSS申請をする場合は全国に金融機関がある都市銀行がお勧めです。
※都市銀行が非対応の県もありますので必ず確認をしてください
対象の金融機関が分かり易く紹介されているお勧めサイトはこちら
【自動車OSSでインターネットバンキングで支払えない場合はどうする】
他県に自動車のOSS申請をして、お使いの金融機関が非対応だった場合は支払いができません。
その場合に支払う方法は以下の通りです。
- 対応金融機関のATMで支払う
- 申請先行政書士事務所に立て替えで支払いをお願いする
・対応方法1 対応金融機関のATMで支払う
申請先のOSS対応銀行が自県にもあれば、ATMで支払いすることができます。
ATMで支払う為にはOSSポータルサイトより納付番号取得済案件を検索して以下をメモに控えます。
- 収納機関番号
- 納付番号
- 確認番号
控えたメモをもってATMで支払いをしましょう。
・対処方法2 申請先行政書士事務所に立て替えで支払いをお願いする
対処方法1ができない場合は必然的にこちらの対応となります。
上記のメモと同様の情報をお伝えして対応してもらいましょう。
【まとめ 自動車OSSの支払い お勧め金融機関】
他県の自動車登録でOSS申請をする場合は都市銀行の口座を開設することをお勧めします。
そして1つの都市銀行で補えない場合は、さらに他の金融機関の口座を開設して補うとベターです。
また開設する際に支払いの限度額が少額で設定されていると、支払いに影響が出ますのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか?
今回は行政書士が自動車登録のOSS申請を始める為の豆知識を紹介しました。
当社では行政書士がOSS申請を始める為の準備や運用のサポートもしています。
自動車OSSで何か質問があればシステムの導入有無に問わず、お気軽にご相談ください
◎この記事に関連するバックナンバーもご参照ください。